李白「別れの杯」

李白の詩「送殷淑」より「相看不忍別 更進手中杯」相い看て別るるに忍びず。更に手中の杯を進めん。互いに逢うと別れが惜しい。手にした杯を更に飲み進めよう。

李白61歳。金陵で交友を深めた殷淑との友情を詠んだ詩。

阿波の藍染紙に篆書体で書きました。マットには20回以上も染めた深い藍染を使いました。